※正式名称 ヒモストSP→(ヒモーストレートSP) ・ヒモストGMT→ (ヒモーストGMT)
圧倒的な人気、ヌースフイットの酸性縮毛矯正
GMT・スビエラ ハイブリット酸性ストレート編
人気店が使う・人気店を作る「ヌースフイット酸性縮毛矯正」
お客様のパーマ離れが進んでいる美容業界に於いて、客単価も高く、お客様のニーズも高い「縮毛矯正」は、サロンにとって今や重要なメニューとなっておりますが、サロンによってその「縮毛矯正客」の割合に随分違いがあり、来店客の1%にも満たないサロンから、30%以上占めるサロンもあり、格差が広がりつつあるように思います。また、縮毛矯正のお客様を集客しようと思っても、なかなか思う様に集客出来ないことも事実であります。
そんな中、注目を浴びている縮毛矯正施術として「酸性域」でダメージを軽減し、自然なストレートを謳った「酸性縮毛矯正」の人気が高くなっています。特にヌースフイットの酸性縮毛矯正は評判がよく、「縮毛矯正」の人気店を生み出す結果となっています。
ヌースフイット酸性縮毛矯正とは・・・酸性還元剤のGMT還元剤とスピエラ還元剤をコラボさせて使用するハイブリット縮毛矯正
ヌースフイット酸性縮毛矯正とは、酸性還元剤のGMTとスピエラを利用した縮毛矯正で、GMTとスピエラの個々の特性をうまく利用し、両方の長所を引き出した酸性域還元剤による縮毛矯正です。一般的に GMTとスピエラ を混合して使用しますが、単体で使用する場合もありますので、各単品について特徴をご案内いたします。一見難しく見えますが、酸性縮毛矯正の施術マニュアルも用意してありますので、心配ありません。但し、GMTとスビエラの特徴は知っておく必要がありますので、下記にまとめました。
ヌースフイットの酸性縮毛矯正 【基本工程】
ヌースフイットGMTの特徴
商品名 :「ヒモストGMTコンク」+「ヒモスト クリーム6」の混合剤がGMT還元剤
「ヒモストGMTコンク」とは還元剤の高濃度原液で、使用する際に濃すぎるため希釈する必要があります。希釈するものが、「ヒモストクリーム6」です。
「ヒモストGMTコンク」と「ヒモストクリーム6」を混合し使用する※用事調製型還元剤です。
酸性域の還元剤で毛髪を膨潤させないために損傷が極めて少ない。しかし、還元能力は高く、チオにも匹敵する還元力を持っており、パーマ・デジタルパーマにも縮毛矯正にも利用の幅が広い還元剤。特に近年は、GMTとスピエラを混合させた使い方が主力になってきています。
※用事調製型還元剤 簡単に言うと使用直前で混合させて使用する薬剤
GMTの特徴
- 微酸性で最大級の還元力
- 健康毛からダメージ毛迄幅広く対応
- 酸性なのに安定した還元で、ウェーブ・ストレートに威力を発揮
- 不快感のない低臭タイプ
- スピエラとの相性も抜群
- 膨潤によるダメージを大幅に軽減
- 毛髪強度の低下防止
- みずみずしく、ふんわりとした仕上がり
ヌースフイット ヒモストGMTコンクの詳細
GMT原液 ( 1液還元剤 ) 【還元成分】GMT【GMT濃度】54% 【PH】なし 【容量】200g
GMTコンク2に対してヒモストクリーム6は8の割合で使用する。
- 配合比率 GMTコンク 2 : 8 クリーム6 ( 混合でチオ換算6% )
ヌースフイット ヒモストクリーム6の詳細
1液用溶剤【代表的な配合成分】メドゥフォーム油・ヒアルロン酸配合・各種アミノ酸・リピジュア
【PH】8.8~9.2 ( GMTコンクと混合で、酸性域になります ) 【容量】800g
※GMT混合後の保管は出来ませんので、速やかに使用する必要があります。
ヌースフイットのスピエラの特徴
商品名 :「ヒモーストレートSP」
従来の還元剤は、チオ・シス・システアミン・サルファイトなどありますが、全てアルカリ側で使用するものです。今回、ご紹介させて頂いた「GMT」と「スピエラ」という還元剤は、酸性側で使用する「今、美容業界で1番髪を傷めない還元剤」です。カールもカラーも取り入れた軽さのあるヘアスタイルが主流となっている現代。それと同時に、ツヤとコシのある健康毛へのニーズも高まっています。しかし、従来のウェーブ剤(還元剤)はアルカリにより髪を膨潤(膨らむ)させるという手法でカール(ストレート)を形成するためダメージが避けられず、また、折角のヘアカラーも色落ちしてしまうなどの難点があります。それらを解消すべく誕生したのが、酸性の高性能還元剤「スピエラ®」です。
スピエラ(ヒモーストSP)の特徴
- メドゥフォーム油配合で、なめらかな感触
- 用事調製不要(他社にない性能)で、クリームで安定化してあるので匂いが少ない
- PH4以下の酸性域なので、毛髪をほとんど傷めません
- パーマや縮毛矯正の毛先保護剤としても使用できる
- しっとりつややかな、抜群の感触 質感・艶向上
- キューティクルCMCの18MEAに対して侵しにくいので、毛髪の艶を失わない
- オーバータイムの心配不要で、ハイダメージの毛髪にも安心して使用できる
- フィブリル間の結合に「ずらし」を与えることで、ダメージ差に関係なく施術が出来る
- 酸性還元剤で、マトリックスやCMCの流出を防ぐ事が出来る
ヌースフイット ヒモーストレートSP の詳細
ヒモーストレートSP (通称 ヒモストSP) 400g スピエラクリーム (用事調製不要)
【還元成分】スピエラ【還元剤濃度】2.3%チオ換算【PH】2.8~3.2【スピエラ濃度】3.0%
■主だった配合成分
プチロラクトンチオール(スピエラ)・メドゥフォーム油・各種アミノ酸・アルカリセンサー
ヒモーストSPの仕上がり感などの特徴
- 根本折れや潰れの心配が少なく、ふわっとしたナチュラルな仕上がり
- 弾力とサラサラ感
- 艶やかな艶
- 膨潤によるダメージを完全に抑えられる
- ヘアカラーやブリーチ毛・ダメージ毛のお客様にもアプローチできる
- しっとりタイプ
参考に以下の写真は、弊社が扱い始めた当時の(Before&After)「スピエラ単品での縮毛矯正」の施術結果
【弊社講習会時の写真】当初はスピエラ単体で施術。とてもきれい仕上がるが、1ヶ月後には少し広がりが出てしまうという不十分な結果となった為に、そこから研究が進みGMTの還元力も利用するようになった。現在は、GMT+スピエラが基本となっています。しかし、スピエラ単体では、少し広がりが出やすいかと思いますが、髪質によってはとても良い場合もあります。営業ベースで安定した結果を出すことを考えると「GMT+スピエラ」がベストです。
ヌースフイットは、3種類のスピエラをご用意 Fジェル(ジェル)・Fローション(ローション)・ヒモストsp(乳液)
※ パーマ・デジタルパーマ・縮毛矯正などの用途に応じて、液体・乳液・ジェルを使い分けます。
Fジェル スピエラジェルタイプ
ヒモストSPはしっとりタイプに対して、 Fジェルはサラっとタイプ (縮毛矯正施術に対してはどちらでも利用OK)
チオ換算 約3% スピエラ実濃度 約3.8% IV3.1~3.5 PH3.3~3.7
スピエラのみ IV3.1~3.5×1.18(スピエラ分子量118)=(スピエラ実濃度)3.658~4.13
(スピエラ実濃度)3.658~4.13 × チオ換算約0.78= チオ換算 2.85~3.22%
以上の計算から チオ換算 約3% スピエラ実濃度 約3.8%
Fジェルは「コ・ポリマー」によって保護能力が高い・・・ヌースフィットしかない特殊成分。 しかし、コーティング能力があるが薬剤を阻害しないので、薬剤の力は落ちない。
※分子量 チオ92(109) スピエラ 118 システアミン 77(114) GMT 166 ※IV(ヨウ素反応)は、1.0を指標として×分子量
Fローション スピエラ液状タイプ
チオ換算 約3% スピエラ実濃度3.8% IV 3.7~4.2 PH2.7~3.2
安定剤としてのチオ1%未満が含まれています。あくまで安定剤としてですが、IVは計算上高くなります。しかし、安定剤としてのチオの還元力は酸性域PH2.7~3.2では低く、実質的な還元値は、Fジェルと同じ還元力となり約3% で、スピエラ実濃度3.8%になるとの報告をメーカーから頂きました。
簡素化した説明になりますが、
IV 3.7~4.2-安定剤のチオ(0.6~0.7)=IV3.1~3.5×1.18(スピエラ分子量118)
IV3.1~3.5×1.18(スピエラ分子量118) =(スピエラ実濃度)3.658~4.13
(スピエラ実濃度)3.658~4.13×チオ換算約0.78= チオ換算 2.85~3.22%
以上の計算から チオ換算 約3% スピエラ実濃度 約3.8%
※分子量 チオ92(109) スピエラ 118 システアミン 77(114) GMT 166 ※IV(ヨウ素反応)は、1.0を指標として×分子量
GMTとスピエラの競演 酸性縮毛矯正の特徴
スピエラ+GMTの混合還元剤
大まかに言うと、髪は表面のキューティクルは疎水性(水をはじく)であり、内部は親水性(水になじむ)であるという性質を持っています。※ここについて正確に詳しくはこちら
そのため、疎水性と親水性の両方を持つ化合物を合成し、酸性でも十分なウェーブ形成を可能にしたのがスピエラです。アルカリにより髪を膨潤させることもないことから、ダメージヘアでも安心して使えます。「GMT」も同様な性格を持った還元剤です。「GMT」も「スピエラ」も酸性域でこそパワーを発揮する新還元剤です。
「GMT」と「スピエラ」をおおきく比較するとGMTは、チオグリコール酸に匹敵するウェーブ形成力がありますが、スピエラはそれより少し劣ります。しかし、質感や艶の面においてはスピエラがはるかに上位です。
その為に「GMT」の強いウェーブ形成力と質感・艶の良い「スピエラ」を混合し、両方の良いところだけを利用するハイブリット型なのです。細毛やダメージ毛・エイジング毛に対して特に有効で、例えば、中高年の方の髪の毛は、加齢と共に細くなり、ハリコシのない髪質になっていきますが、そんな方にアルカリの還元剤を使ったパーマ・デジタルパーマ・縮毛矯正などを行えば、より一層細くハリコシのない髪になっていきます。しかし、「GMT」「スピエラ」はそんな髪質に特に力を発揮します。軟化や膨潤などさせないで、 デジタルパーマ・縮毛矯正 ・パーマ等を行うので今迄とは結果が違います。
ヌースフイット酸性縮毛矯正のbeforeとafter (スピエラとGMTの競演)
ヌースフイット酸性縮毛矯正のマニュアルはご用意してありますが、施術方法は日々進化しています。その為、随時マニュアルは更新しています。
以下に資料掲載 基本マニュアルをご用意 (※ご注文のサロン様には、マニュアルを送付しています)
※通常の縮毛矯正は、酸性縮毛矯正で行い、強い剛毛で初めてのお客様の場合、時間効率からアルカリ縮毛矯正で施術されるサロン様が多く見受けられます。勿論、すべての毛髪に対して、酸性縮毛矯正で充分対応できるのですが、強い剛毛の場合、軟化に時間が掛かることがあり、時間効率の面から初回のみアルカリ施術を選択することも営業戦力のひとつだと思います。
人気店が圧倒的に多い 「 ヌースフイット 酸性縮毛矯正」
縮毛矯正の集客に欠かせないのは、やはり結果写真(Before&After)で、その違いをお客様に伝えることで集客数が大きく変わってきます。同じ集客原稿で、写真 (Before&After) を掲載したのとしないでは、何倍も集客結果が変わってきます。しかし、他人から借りた写真などを多用し、実際にその結果が出せないと一気に失客してしまいます。人気店は、しっかりとその結果写真通りの技術をお客様に十分提供していますので、よりリピートが上がり、その結果シェアが拡大していくという結果になっています。ヌースフイット酸性縮毛矯正は、明らかにその違いを出せる優れた商材ですので、自ずとして 明確な結果写真(Before&After) が得られています。
しっかりお伝えしておきたいこと
「いくら優れた薬剤であっても、使う側の技術者が未熟では、どんなものを使っても結果は出ません」
その為に少なくても施術方法とそれに至る理由や必要性・知識など最低限のことは、理解が必要です。カップヌードルのようにただお湯を入れれば出来る様なものではなく、あくまでも美容師(プロ)に使ってもらうための商材であり、使う人によって、はっきり差が出てきます。また、薬剤だけではなく、アイロン技術であったり、毛髪診断であったり、様々な総合的技術が最高の仕上がりを作ります。