GMTとスピエラ酸性縮毛矯正 「伸びる時と伸びない時がある」「リバウンドでクセが戻ることがある」その原因を知りたい
施術マニュアルもこちらから入手。導入後、分からないことなどありましたらお気軽にお問い合わせください。
GMTとスピエラ酸性縮毛矯正 「伸びる時と伸びない時がある」「リバウンドでクセが戻ることがある」その原因を知りたい
大半はこの3つが原因
①アイロン施術時の髪の加湿不足 ②アイロンの熱量不足 ③還元不足①~③の何かが原因で、大半はほんのちょっとした僅かなことなのですが、これが施術結果を大きく左右する重要な部分です。失敗する方の多くは、今までの既成概念からちょっと違うやり方を無意識でしています。
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失敗の原因 ①アイロン施術時の髪の加湿不足 ②アイロンの熱量不足 ③還元不足
一番の原因は、①のアイロン施術時の髪の加湿不足(最も多い失敗の原因)
①のアイロン施術時の髪の加湿不足。(失敗原因の7割~8割がこれにあたります)
80%ドライの状況になっていない。90%以上のドライになってしまっている。施術中に毛髪が乾いてしまって、90%以上のドライになってしまっている場合もよくある現象。
毛髪が乾いてしまったら、霧吹きなどで水分を加えて、毛髪表面の水分をタオルで軽くふき取ることで調整できます。80%ドライで行うとほとんど改善されます。伸びにくい剛毛でも大半はきちんと伸びます。
※伸びやすい毛髪なら90%ドライぐらいでも伸びることから、その延長上で伸びにくい髪にも同じドライ状態でやってしまう習慣的なミスが目立ちます。どんな髪も基本は、80%ドライの状況でアイロン施術を行うことです。このドライの加減が重要な技術力であります。
悪い例として、100%完全ドライで施術した場合、施術直後は良くても、あとでリバウンドで多少くせが出てしまうこともあるぐらい、ドライの状態でのアイロン施術はお薦めしません。
ヌースフイットのアイロン操作の動画がありますので、是非、参考にしてください。
②アイロンの熱量不足
②アイロンの熱量不足
通常は180℃が基本で、損傷毛160℃
ファーストパネル(1回目のスルー)の状況を見て、伸びがわるそうであれば温度を少し上げる。(参考 200℃を超えると毛髪は少し硬くなりやすいですが、この硬さも使い方次第で良い場合もあります。ハリコシに近いものを出す)
よくあることなのですが、ご使用になっているアイロンの温度を一度調べてみてください。弊社の経験からですが、アイロンの温度を測定してみるとアイロンの熱が上がらないアイロンが多数あります。
表面の汚れやもともとの温度設定機能が不正確なアイロンが多数あります。これでは、適正な施術をいくらやってもうまくいくはずがありません。
③還元不足
③還元不足
1液の放置時間は通常、通常は健康毛25分 カラー毛15分~20分 目安ですが、還元不十分な場合、放置時間を5分~20分伸ばします。毛髪の状況判断が必要ですが、大半の場合、40分程度置いてもさほど問題はありません。
これでほとんど問題はありませんが、薬剤配合を変えて還元力を強くする方法もあります。還元剤のGMT比率を上げて使用する。※(マニュアルを参照)例としての調合比率 GMTコンク 2: GMTクリーム 5: ヒモストSP(スピエラ) 3
※チリチリの剛毛の方は、毛髪を少しでも柔らかくしたい気持ちの方が多いので、酸性縮毛矯正でも問題なく伸ばせますが、使い分けをして、アルカリのチカラを利用して、アルカリ縮毛矯正でやるのも技術の幅が広がるので、一つの方法かと思います。
ヌースフイットの酸性縮毛矯正 【基本工程】
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※正式名称 ヒモストSP→(ヒモーストSP) ・ヒモストGMT→ (ヒモーストGMT)