<ビビリ毛も直す>話題の酸熱トリートメント「PLEXMENT」フォルムコントロールを簡単解説

2023年10月記載

酸熱トリートメントは、発売当時の技術からどんどん改良を加えられて進化していますので、追加情報を必ずご覧ください。(ページ下部に記載あり)

発売当時の施術内容と異なります。

「PLEXMENT」フォルムコントロールプレックスは評判と聞くが良く解らない方に解り易くまとめました。
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「PLEXMENT」酸と熱を使ったトリートメント

酸を使ってとは、

酸の部分はグリオキシル酸 ※PLEXMENT(リラクシングA+)はグリオキシル酸濃度(高濃度50%)
他社の同様な製品よりはるかに濃度が濃い(効果大) その為、Aで希釈して使用する。

熱を使ってとは、

熱の部分は180℃~210℃くらいまでのアイロンの熱の力を借りてスタイルを固定化させる。
(高温で逆に傷んでしまうと考えがちなのですが、やってみると分かりますが高温の方が良い結果が出ると言われています)

メカニズム

まだ、100%解明されていない部分がありますが、有力な説として、酸により「水素結合説」「イミン結合説」「メチレン架橋説」によって毛髪内に影響を与え、効果を発揮していると言われていますが、解明されていない部分もあるのが現状です。簡単に言えば、酸によって毛髪内部構造を補修し、熱によって固定化するということになります。※還元・アルカリではなく、熱・酸の力を利用してイオン結合を動かしているので、縮毛矯正としては不十分。その利点を利用して、シルエット(フォルム)を作るのに適しています。

==  注意事項として  ==

  1. 強めな酸を使用しているため、塗布時はやはり頭皮から少し離して塗布してください。
    (頭皮に着くと、しみたり、かゆくなったりする方がいます。)根元を通常の1液同様空けて、普通に塗布
  2. カラーしている方は退色します。酸で収斂させているので、直後のカラーの染まりが悪くなるので同時不可
  3. パーマが落ちたり、取れる方もいらっしゃいますが、完全には取れない。パーマ落としは不向き
      但し、その特性を活かして美しいカールを作る方もいます。
  4. 仕上げてから5時間以上経過してからシャンプーしてください。

長所 

  • パーマをかけていても、ハリコシが出て綺麗なカールになる(ウェーブダウンを利用して)
  • 癖も落ち着きトリートメント効果が、『1ヶ月半』持続するが、2ヶ月ほどで元通りに戻ってしまいます。
  • ダメージは全くない (見た目のダメージはない)

  • 酸性のパワーを使うので、ハリやコシがでて、根元の立ち上がりが実現

  • トリートメントなのでしっとりと艶が1ヶ月半続く。

 

==  「PLEXMENT」の薬剤の効果は何?  ==

  • PLEXMENT A+(グリオキシル酸)は何?
         髪の毛の癖(ゆがみ補修)を緩和する効果のある成分
  • PLEXMENT A(ジカルボン酸)は何?
         ジカルボン酸により、ハリコシある、なめらかな質感(被膜形成力+強度増)
  • アフターボンドBは何?
         PPT・18種アミノ酸・ジカルボン酸・ペリセアなどの補修トリートメント成分

【応用技術のアイデア】  

※通常は、「A+」:「A」の使用ですが、Aは被膜や強度アップするので、「A+」:「B」を使用することで皮膜や強度がアップされないで、Bの特性である補修成分が毛髪に入る為、伸びは弱いが柔らかな仕上がりになる。薬液比率は基本と同じは「A+」:「B」は1:1。また、Aを仕上げの被膜剤に使用するとハリコシ+強度が出る。

【向いている髪質】

・大きなうねりのようなクセを落ち着かせたい方
・細毛やネコ毛の方
・自然なストレート感を出したい方
・ダメージが気になる方
・年齢によって髪質の変化が気になる方 (エイジング毛のうねり)

【仕上がりの特徴】 

・サロントリートメントより髪質改善効果が長持ちする
  (トリートメントとして実感できるのは1ヶ月~1ヶ月半)
・髪のツヤ感アップ
・なめらかな指通りの質感
・しっとりした保湿感アップ

【ポイント】

  • プレーンリンスは、グリオキシル酸&ジカルボン酸を流しすぎないことがポイント。シャンプー台にお湯を溜めて、カラーカップを使い、チェンジリンスの要領で、馴染ませながら優しく落としていきます。

  • アイロン技術で髪の方向付けが重要 ※先にブローでスタイリング(完全ドライ)をある程度作ってからアイロン施術に移行した方が結果は良い傾向です。

フレックスメントの使い分け

※毛髪診断に応じて、使い分ける(毛髪診断が重要)

【応用施術 使い分けの考え方】上記写真の施術 超ダメージ  ※毛髪診断に応じて、使い分ける(毛髪診断が重要)

根元はまだダメージが少ないので、A部分はフォルムコントロールプレックスの施術
B部分はリラクシングプレックスの施術
※薬剤割合を毛先と根元の薬剤を変えるだけ※先にブローでスタイリング(完全ドライ)をある程度作ってからアイロン施術に移行した方が結果は良い傾向です。
※フォルムコントロールプレックスとかリラクシングプレックスは施術方法の名称ですが、やり方は同じで薬液濃度を変えるだけです。    

Aフォルムコントロールプレックスの施術  PLEXMENT「 A+」:「A」を1:1
Bリラクシングプレックス  PLEXMENT 「A+」:「A」を2:1
アイロン温度は、180℃~210℃
(毛髪状況に応じてですが、比較的温度は高めの方が皆さん結果が良いようです。私達も毛髪を傷めないというテーマを最大限重視して商材等や施術の講習等を行ってきた経緯から
高温アイロンを使用する事には抵抗がありましたが、実際にやってみると損傷はなく、かえって高温処理した方が良い結果となっています)

【 トリートメントでストレートにする施術 】

毛先はブリーチを複数回していて超ダメージなのでリラクジングプレックス(ビビリ直し)

◇トリートメントの薬剤比率

根元であるフォルムコントロールプレックスには、PLEXMENT「 A+」:「A」を1:1で。
※フォルムコントロールプレックスは通常1:1で使用。(「A+」:「A」を2:1にすると伸びやすくなるが基本1:1)

 毛先であるリラクジングプレックスには、PLEXMENT 「A+」:「A」を2:1
※ビビリ直しであるリラクジングプレックスは、2:1が基本  

 以上参考にして頂ければと思いますが、簡単に言えば薬剤等はしっかりやるのですが、アイロン施術の際は、きっちりやらないで、作りたいスタイリングをアイロンでサッと作ったらボリュームもある程度残せますが、しっかりアイロン施術を行えばボリュームはダウンさせることが出来るので、思い描いたスタイリングが出来るということです。しかし、技術なので習得は必要ですが、大抵の技術者なら4~5名もやればわかると思います。※先にブローでスタイリング(完全ドライ)をある程度作ってからアイロン施術に移行した方が結果は良い傾向です。

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