スピエラ+GMT縮毛矯正について解りやすく説明します 

初めて使う方に合わせてご説明させて頂きます。初歩的なことからなのですが、知らないでやると理解が出来なくなります。最初は、どなたも分からないのは、当たり前です。ご了承いただきたいのは、分かりやすくするために極力専門用語を外し、理解しやすくするために極力余分な説明を外してありますのでご理解ください。この説明でご理解された後は、より詳しい内容の事が理解しやすくなるかと思いますし、初回のテスト施術はこれで大筋を把握できるかと思いますので、是非お試しください。

但し、対象にしている還元剤は「ヌースフイット製品」に基づいている為、他社製品に関しては該当しないことも考えられますので、その点のご配慮をお願い申し上げます。

「施術の説明」前に「スピエラ+GMT縮毛矯正 (酸性縮毛矯正)」を簡単に説明すると・・・

酸性縮毛矯正とは、一言で言うと「酸性域」で行う縮毛矯正ですが、その酸性縮毛矯正でも「スピエラ+GMT縮毛矯正」は、酸性還元剤の特徴を最大生かしたハイブリットな酸性縮毛矯正です。

特徴として

①髪への負担が少ない ②自然で柔らかい質感に仕上がる ③自然でキレイな艶

酸性域での縮毛矯正やパーマなどは、30~40年前から髪への負担が少ないために各メーカーが模索してきましたが、結論として「伸びない」「パーマがかからない・弱い」という結果を生んでいました。しかし、現代では施術プロセスにアイロンやブローなどが加わり、さらに「スピエラ」「GMT」などの還元剤によって充分「伸びる」「パーマがしっかりかかる」に変化しました。その要因になった一つに「F還元=フィブリル間の還元」が挙げられます。

※(ここで「F還元=フィブリル間の還元」のことを説明すると長くなり混乱しますので、以下よりご覧ください。) 

なにがハイブリットなのか?

酸性還元剤の特徴である「①髪への負担が少ない」という点では、GMT単体でも十分ですし、くせの強い方ならむしろGMT単体の方が良い場合もあります。そして、スピエラの最大の特徴は、しなやかさとツヤを生むところにあります。簡単にまとめると「GMTはチオにも劣らない還元力を持った酸性域の還元剤」で、スピエラは還元力はGMTに劣るが「ツヤやしなやかさを生む還元剤」で、この2つの還元剤を使うことで最大の利点を生ませることが出来るために「ハイブリット」と呼んでいます。 ※より詳しいことは、当サイト内に多数掲載しておりますので、ご利用頂ければ幸いです。

縮毛矯正施術を行う上において、このスピエラ+GMTは絶対に知っておくべきことです。これから様々な進化を遂げた縮毛矯正技術が出てくるかとは思いますが、基本中の基本になる知識なので、知っておくべきであり、体験するべきことであると思います。現段階で人気縮毛矯正店は、この施術をベースにしているところが多いのも実態です。

安心もし、分からない点などありましたら、お気軽にお問い合わせください。

ヌースフイットの酸性縮毛矯正 【基本工程】

商材は、人気のヌースフイット製品のスピエラ+GMT酸性縮毛矯正

【基本を理解】薬剤の特徴①

1. スピエラ+GMTは、弱酸性域の還元剤  その為に髪が膨潤しないので傷みにくい

2.スピエラはGMTに比べて、還元力は弱い薬剤だが、手触り感とツヤが良くなる

3.GMTはスピエラより質感は落ちるが還元力は強い。GMTだけでも質感は悪くない。理由は酸性域で行うので髪が膨潤しないためにキューティクルが揃った状態で縮毛矯正をやる為、質感は悪くならない。しかし、スピエラの質感とツヤはほしいので、両方を混ぜて使用する。そうすると還元力のあるGMTと質感の良いスピエラの両方の良いところ取りで縮毛矯正が出来る。

【基本を理解】薬剤の特徴②

スピエラの原液もGMTの原液も非常に濃いので、クリームやローションで薄めて使用する。

チオやシスの様に最初からすぐ使えるように適した濃度で製品化できればよいのだが、スピエラもGMTも薄めて保管すると1日もしないで還元力が落ちてしまい、使い物にならない弱い薬になってしまう。その為に使うときに1回1回薬剤を調合して作る必要がある。(この様な薬剤を用事調製薬剤と呼ぶ)

スピエラもGMTも用事調製薬剤なのだが、「メーカーのヌースフイット」が、スピエラを調合しなくてもすむ完成薬剤を開発した。(他社にはない便利なスピエラ) 但し、GMTは開発されておらず1回1回調合する必要がある。

【基本を理解】薬剤の特徴③

ここまで薬剤のことがわかったら、次はどういう割合で混合するのかとなりますが、基本は

  • カラー毛などの様な伸びやすい髪には、スピエラの比率を多くする。
  • 伸びにくい髪には、GMTの比率を多くする。

【基本を理解】薬剤の作り方④

スピエラはそのまま使えるので、※1なにもする必要はなし。(※1 ヌースフイット製品に限られた他社に類を見ない独自開発製品)

但し、GMTは、縮毛の場合クリームで希釈(薄めます)し、パーマならローション(液体)で薄めます。

GMTの薄める割合は、必ずヒモストGMT(原液)をヒモストクリーム6という希釈用クリームで薄めます。

その割合は、GMTコンク(原液)を「2」として、ヒモストクリーム6を「8」の割合で希釈します。

GMTコンク(原液)を「2」 対 ヒモストクリーム6を「8」で希釈して、GMTの薬剤を完成させます。

(例) GMTコンク(原液) 20gの液体にヒモストリーム6(希釈)のクリームを80gを混合して、100gのGMT薬剤作成

理解しなければならないことは、ここまでが重要点で、以降は通常の縮毛矯正施術と大筋変わりません。

薬剤の割合は、マニュアルに書いてある割合で、薬剤を混ぜ合わせて作るだけです。

尚、混合する計算が面倒かと思い、弊社からご注文頂いたサロン様には「ヒモストGMT&ハイブリッドタイプ ミックス量早見表」として、早見表をお渡ししておりますので、ご注文の際に「ヒモストGMT&ハイブリッドタイプ ミックス量早見表」要望と記載頂きましたら同包させて頂いておりますので、お気軽にご利用下さい。

ヒモストSp
ヒモストSP
ヌースフィット ヒモストクリーム
ヒモストクリーム6
GMTコンク
GMTコンク

ここからはマニュアルに沿って説明します。 

初回の施術テストからあまりコストをお掛けしたくないので、最低限の必要薬剤で施術してみてください。それでも大きな結果が得られるかと思います。さらにクオリティをあげた施術に移行されるときにメーカー推奨のものをご検討ください。

【施術工程】簡単でシンプル工程

カウンセリング&プレシャンプー 

いつもと同じ通常にシャンプーして、クセの状態を見るだけ

STEP
1

前処理

いつもと同じで、毛先が傷んでいたら保護してやる程度(メーカーおススメの前処理剤はあるが、他のものでもよい)アルカリの縮毛矯正剤とは違って、酸性域なので傷みにくい為に少量でOK

マニュアルにあるパワーR2は、泡状にして使う・・・おススメ。

ここまでは通常の縮毛矯正と同じで何も変わらない。さて、次が先ほど記載した「薬剤を混合して縮毛矯正剤」を作ります。

STEP
2

1液を作り塗布

ハイダメージは弱い薬の配合。健康毛は強めの薬配合。となる訳ですが、マニュアルの混合比率に沿って薬剤を完成させてください。

例として、カラー毛の場合

先ほど作ったGMT完成品薬剤100gに対して、ヒモストSP(スピエラ)50gを混合して、スピエラ+GMT縮毛矯正の薬剤完成です。

マニュアルの薬剤比率は、GMTを2の割合に対して、ヒモストSP(スピエラ)を1の割合となっていますので、

GMT完成品薬剤100gに対して、ヒモストSP(スピエラ)50gを混合するとその比率になります。

※髪質に合わせて、マニュアルの比率で薬剤を作るだけです。

健康毛だけヒモストGMTが「2」の割合、クリーム6が「5」の割合、さらにヒモストSPが「3」の割合で、いっぺんに混合して作ることが出来ます。理由は、チオ換算して算出するとそういう割合になりますので、その配合で薬剤を作ってください。

他の場合は、先にGMTの完成した薬剤を先に作ってから、ヒモストSP(スピエラ)を混ぜて薬を完成させてください。

薬剤が完成したら、作った薬剤を、くせを伸ばす部分に丁寧に塗布してください。

くせが強い所は、多めに塗布してください。塗布後、ネープにロットを1本巻いておいてください。

くせがとても強い場合、薬液塗布後5分ほどハントドライヤーでクセの強い部分に熱を当ててください。

熱を加えることで伸びやすくなります。

放置タイム10分~25分  基本は加温 超ポーラスは常温 (マニュアル表記通り)

通常の還元剤と同じで、熱を加えると伸びやすくなります。

但し、よく見る光景なのですが熱を加えたフリになっていることが多く、髪に熱が伝っていない光景がよく見受けられますので、熱はきちんと髪に伝わるようにしてください。

放置タイムは、多少オーバーしても問題ありません。髪が膨潤していないので、余り損傷に繋がることはありません。勿論、髪質にもよりますが、過去の例から少し長めに置いても傷んだ事はありません。但し、この点は自己判断でお願い致します。

放置時間の目安は、「髪の芯」がなくなっていればOKです。分かりにくければ、先程、薬液塗布の際にネープにロットを1本巻いてありますので、その掛かり具合がしっかり掛かっていればOKです。テスト後、ロットは外して髪をコームでなめしてストレートにしてください。

STEP
3

中間水洗  アルカリ矯正剤と同じです。

STEP
4

タオルドライ&中間処理  アルガノミクスは、使った方が良いのでおススメです。

髪の絡みから損傷が生じることを防ぎます。

STEP
5

ドライ&アイロン  ここからは、別途下記に動画をご紹介しますので、ご覧ください。

最重要ポイントですので、必ず動画をご覧ください。

圧倒的人気「酸性縮毛矯正」の成功ポイント「技術動画」

STEP
6

酸化処理 2液塗布 (bR2 2液をお勧め) 

bR2 2液を使用の際、bR2は粘着がないのでBジェルを少し添加し、泡状にして使用します。

※Bジェル添加等が面倒な場合は、酸化処理(2液)にヒモストSSの2剤使用

STEP
7

消臭トリートメント 理由は、スピエラは匂いがあるので、消臭してあげないといけません。

STEP
8

タオルドライ後、アルガノミクスを全体に吹き付けてコーミング

STEP
9

通常やられている通り、髪を整えながらドライヤーで乾かして仕上げ。

STEP
10

以上で完了です。

ご覧になった通り、アルカリ縮毛矯正施術と何が違うかというと「1液」を作る点と「還元チェック方法」、さらに重要な成功ポイントは「アイロン技術」です。

  

STEP6.の重要なアイロン技術の動画をご紹介します。重要ポイントです。

圧倒的人気「酸性縮毛矯正」の成功ポイント「技術動画」必見!   動画で酸性縮毛矯正のアイロン技術を習得

動画は、VOL.03~VOL.07  5つありますが、全部見ても25分ぐらいですので見てください。

ポイントは、水分量のコントロールです。

必要な薬剤は以下の通りです。

【最低限必要な薬剤】

  • ヒモストGMTコンク 200g 
  • ヒモストクリーム6  800g 
  • ヒモストSP 400g 
  • bR2(専用2液)  400ml 
  • アルガノミクス  140g  絡み防止スプレー
  • スプレーコンデDD  1000ml  消臭剤トリートメント

合計14,300円(税込)

【クオリティアップの際、ご検討ください】

  • R2+  220ml 
  • パワーLPD  1000ml 
  • Bジェル  400g 
  • ツインブラシ  

弊社の仕入れサイトから仕入れできます。ツインブラシもご用意しております。3タイプご用意しておりますので、検索欄から検索してご確認ください。会員登録(無料)で、2,500円相当のポイントをプレゼント中ですので、ご利用下さい。

極力、分かりやすく記載したつもりでありますが、もしわからないことなどございましたらお気軽にお問い合わせください。

宜しくお願い申し上げます。 

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