酸熱トリートメントの弱点を克服して顧客満足度アップ !

一押しの酸熱トリートメント「プレックスメント・フォルムコントロール」だが、褪色という大きな弱点があります。「プレックスメント・フォルムコントロール」に限らず、グリオキシル酸タイプのうねりを取るいわゆる酸熱トリートメント関連は、どの製品も同様な結果となります。その理由は、毛髪のアミノ酸とグリオキシル酸は結合する特性を持っており、厳密には毛髪中のアミノ酸に含まれる第一級アミンとグリオキシル酸が結合することにあります。毛髪のアミノ酸とグリオキシル酸の架橋によって「うねり」を取ることが出来るのですが・・・

しかし、残念なことにアルカリカラーのジアミン色素も第一級アミンを含んでいるために毛髪に入った「グリオキシル酸」が酸化重合している「ジアミン色素」と結合してしまい褪色に繋がってしまうのです。

ジアミン同士が結合(酸化重合)して発色

※ジアミン同士の結合で(酸化重合)発色しているのですが、酸化重合しているジアミン同士の結合を邪魔してしまい、結合が外れ褪色に繋がるのです。

酸化重合している所にグリオキシル酸が割って入る

そこで、ジアミンを含まない塩基性染料のカラー剤(塩基性カラー)を使用して、色補填を行って補うというやり方になります。

酸熱トリートメントの最大の強み・・・質感+トリートメント効果の持続力+ハリコシアップ+フォルム(シルエット)の形成(うねりを取って整える)

酸熱トリートメントの弱点・・・褪色 (リラクシングA+に含まれるグリオキシル酸が退色の原因です)

基本的にカラーをするという考え方ではなく、抜けた色を補充するという考え方です。

【酸熱トリートメント「プレックスメント・フォルムコントロールの退色対応施術」】

同様な施術に関しては、実際どこメーカーも防げ切れないのが実情だと思います。(薬剤を弱くして褪色を減らすことは出来ますが・・・)

対処方法として、退色した分、色を補充する対応施術がお薦めです。同時に行うので、作業自体の時間も変わらずに出来ます。

現在は、3タイプのやり方がありますのでご案内いたします。

【施術方法】プレックスメント(フォルムコントロール)×ティンクトのやり方 (お薦め施術/最新施術方法2021年4月末現在) 

②【施術方法】プレックスメント(フォルムコントロール)×スペクトラムカラーズのやり方(旧施術方法)

③【施術方法】「リラクシングボンドA ブラウン&アッシュ」を使用したやり方 (旧施術方法)

※旧施術方法でも結果が良い(施術者の好みもある)ので、表記しておきますが、やはり一番お薦めは①のプレックスメント(フォルムコントロール)×ティンクトのやり方 

【新施術方法】プレックスメント(フォルムコントロール)×ティンクトのやり方

PLEXMENT Tinct ティンクト

酸熱トリートメント 更なる進化・髪色までも!

PLEXMENT Tinct (グレードアップ新製品)
【使用者情報】
「現商品のリラクシングボンドAアッシュ・Aブラウン」は、人によって、多少赤みが出ることがあるが新商品のTinctは、色素が濃いので色味がしっかり出るのでとても良いと情報を頂きました。また、通常のカラーに使用する方法やグラッツのパーマ時にも利用する方法があるとのことです。詳しくは、下記から参照してください。

②【施術方法】プレックスメント(フォルムコントロール)×スペクトラムカラーズのやり方(旧施術方法)

酸熱トリートメント プレックスメント
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「スペクトラムカラーズ」の情報と仕入れは下記よりご覧ください。

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上記の通り、施術方法として従来と違う点は「リラクシングボンドAをスペクトラムカラーズに変えるだけ」

施術結果は、「しなやかさ」がプラスされながら色味を補充できます。艶は、今まで通り十分に得られ、さらに「しなやかさ」がプラスされ、色味も補充されています。

コスト面も施術時間もほぼ変わりません。むしろコストはちょっと下がるぐらいです。必要とするスペクトラムカラーズの在庫負担も「ブラック」と「ダークブラウン」の2色だけですので、ほぼありません。但し、個人差はありますが、2~3週間程度で色は抜けて褪色していきます。その為に施術前にお客様にしっかり伝え、2~3週間程度後にカラーをしましょう!とご提案されると良いかと思います。※同時カラーをすればよいのではないかと思われますが、同時カラーの施術結果はあまりお勧めしません。トリートメント施術後、7日~10日間後をお勧めします。無理に限定的な日程を決めなくても2~3週間程度経過すると質感は維持しているのですが、色が褪色してくるので、必然的にお客様の目安になります。お忙しいお客様の場合、限定的な日時を決めると面倒と思われますので、お客様の判断にお任せしてはどうでしょうか。2~3週間程度経過後、来店された際は、「プレクスメント・カラープレックス」で施術。(フォルムコントロールで使用した薬剤の一部を利用するので、新たに薬剤を仕入する必要はありません。※リラクシングA+は使用しません) 仕上がりは、艶感・手触り感を実感して頂けるかと思います。

以下は、その施術結果です。

③【施術方法】「リラクシングボンドA ブラウン&アッシュ」を使用したやり方 (旧施術方法)

※プレックスメントの数ある施術メニューの一部「カラープレックス」「フォルムコントロールプレックス」に利用します。既にご利用の方は、ご存じですが酸熱トリートメントの最大の欠点は、カラーの褪色があることで、これに関しては、各メーカーどの商品も同じ悩みを抱えております。その中プレックスメントは色味を補充する薬剤を開発しました。ただこの商品の欠点として、10レベル以上の髪の毛ではピンク側に傾きやすくなります。(ブラウン→ピンクブラウン アッシュ→ピンクアッシュ)

詳しくは、下記からご覧ください。

重要な施術方法の情報ですので、プレックスメントをご利用の方は下記を是非ご覧頂き参考にしてください。
PLEXMENT 追加情報

【スペクトラムカラーズ導入サロン様からの疑問にお答え】

スペクトラムカラーズは地肌から塗布できますか?

基本的には塗布できません。個人差が多少ありますが、薄めの色は目立ちにくいですが色は付くと考えた方が間違いありまでん。その為、地肌からベタ塗りは不可です。

スペクトラムカラーズは事後の洗いはシャンプーが必要ですか?

必要ありません。スペクトラムカラーズはトリートメント剤ですので、しっかりすすぐことが重要です。スペクトラムカラーズを塗布した直後にシャンプーすると色持ちが悪くなりますので、よくすすぎ流すだけで大丈夫です。

スペクトラムカラーズの色の持ち期間はどれくらいですか?

個人差はありますが、基本は7日間~14日間位です。この範囲を過ぎると褪色が少しづつおきて色味が薄くなって変化していきます。継続的にしっかりキレイな色を維持する為には7日間に一度「ホームケア」を使用して自宅で色を補充するとキレイがいつまでも続きます。暖色系は比較的持ちが良く、寒色系は比較的持ちが悪いようです。特にアッシュ系は持ちが短く、ビビッドレッドは持ちが良く1ヶ月程度持つお客様も多いようです。寒色系ベースは、抜けが甘く黄色がでてくることからグリーンになりやすいのも特徴です。ホームケア用を自宅で使用する際は、バスルームで使用すると壁に色が付きやすくなりますので、説明書を良くご覧になってご使用下さい。

※コンディショニングクリアーをスペクトラムカラーズ塗布後、仕上げでのご使用をオススメします。コンディショニングクリアーは透明で、カラーの色を抜けにくくするために上から塗布して皮膜することで褪色を遅らせるものです。

スペクトラムカラーズは完全乾燥での塗布はできますか?

完全乾燥での塗布はできません。濡れた髪で塗布して下さい。なぜなら、スペクトラムカラーズは塩基性染料とHC染料でできています。プラスイオンをもっておりますので、濡れた髪がマイナスイオンとなる為吸着します。なので、濡らした方が吸着率があがります。

下記も是非参考にしてください。

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