営業戦略のひとつ
美容室を経営していく中で「他店との差別化」をするというキーワードがよく出てきますが、それは何でしょうか?
また、一般のお客様は、美容室をどう見ているのでしょうか? すべて同類の美容室として捉えているのでしょうか?
美容室は業種であり、これはすべて一緒であるが、業態は全く別のものとして捉えているかと思うのです。だからお客様の美容室使い分けが生じるのです。
- ①安売り店 価格が安いことを売りにしているサロン
- ②感性店 豪華な装飾店ではないが、何かの感性を売りにしているサロン
- ③量販店 大型スーパー・デパートなどに入店し、その利便性や集客力を活用しているサロン
- ④高級店 超豪華な内装や装飾品に例えば、1億円も掛けているようなサロン
- ⑤専門店 技術・知識など高い専門知識を最大限売りにしているプロショップサロン
さらにもうひとつ①~⑤のどれにも属さないサロンがあるかと思います。それは、中途半端でどれにも属さないサロン。実はこれが、一番多いサロンではないかと思うのです。決して私は、安売り店が悪いとも思っていませんし、業態としてお客様に感謝される美容室として立派に展開されているかと思います。また、経営的にもしっかりしたコンセプトをお持ちになってやられているかと思います。
また、感性店にしてもこだわりが強くこのファンの方も多くいられるかと思います。また、量販店は入店に莫大な費用が掛かります。勿論高級店に於いても同様ですし、専門店に於いては他店を上回る時間を費やし勉強をしているかと思います。それぞれ大変な思いとしっかりとしたコンセプトを持ってやられているかと思うのです。お客様も目的をもって業態がしっかりしたサロンを選びますので、①~⑤のしっかりした業態をお持ちのサロンさんは、人気が高いのも実態です。
しかし、資金があれば、やりたいことができますが、資金がなければ限られたことしかできないのも事実です。この業態の中で唯一資本がそれほどなくてもやれそうな業態として、専門店(プロショップ)があります。しかし、高い技術と専門性が窺えなければ、お客様はそのように捉えてくれません。 また、高い技術と知識を持っていても、演出が下手ではお客様に伝わりません。 これが一番多くみられるサロンだと私は感じています。もっと演出や告知をきちんとして、コンセプトを表面化すれば、確実に売上は変わります。そんなサロンを多数見てきました。それは、5年10年という長いサイクルでは、さらに結果が大きく変わってきます。そんなサロンさんにお勧めしたい、 演出・こだわり・特異性の高い専門店メニュー&商材がありますので、いくつかご紹介させて頂きます。
普通の美容室より一歩踏みこんだ目に付くメニューが必要
※それなりのしっかりした違いが必要です。 もちろん、どんな商材でもそうですが、だれでもすぐ結果が出るとは限りません。人によって、技術的な差は確かにあります。やはりそれなりの技術や知識、使いこなすような時間は最低限必要だと思います。その上で、お客様に満足していただける 演出・こだわり・特異性を提供できるものかと思います。どこでもやっているものでは、特異性が生まれにくいことも事実。
◇毛髪改善 (髪質改善)/エイジレス酸性パーマ
高レベルで、中高齢者の毛髪に対応した傷めない酸性域のパーマ「髪にハリコシ・艶・うるおい」
◇毛髪改善(髪質改善)酸性縮毛矯正
髪と同じ酸性域で傷めない縮毛矯正・自然な伸びと艶・うるおい・しなやかさ
◇傷まない・カブレない/白髪染め
目を引く 「傷まない、カブレないヘアカラー」
◇毛髪改善(髪質改善)トリートメント
中高齢者の加齢による「うねり」を解消し、10歳若返る艶とハリコシ 艶髪トリートメント
◇毛が太く育つシャンプー
年齢とともに減少した細毛・薄毛に対応したエイジング対策シャンプー 対面販売限定品
◇自社ブランド製品
自社ブランド化(OEM化)
何かの「ひらめき」のきっかけづくりになって頂ければ幸いです。