ヌースフィット・パーマ史に残る「無重力パーマ」開発

ヌースフィットパーム・ゼロシリーズ「無重力パーマ・i-Curl用薬剤」
ライバルには決して教えたくない! 技術幅拡大
先にお伝えしますが、「昔からあるコテを使ったパーマ」や「パーマ機器」を連想した方 → 全然違います! 不可能を可能にした画期的な薬剤です。
無重力パーマとは、パーマをかける際に副作用として生じる制約を取り除いたパーマのことです。今までのパーマでは、パーマをかけるとき、必ずパーマをかけまいとする、いわば「反作用」のような力が毛髪内で働いていました。無重力パーマは、その反作用を極力取り除くことに成功したパーマです。だからデジパーを今までより低い温度でかけたり、今まで不可能と言われてきたストレートアイロンによるパーマも可能になりました。ロッド巻きが苦手な方にも自身の感性に沿ったスタイルのパーマが奇麗に掛けられます。
無重力パーマとは
□ 無重力パーマ理論

ヌースフィットでは、SPring-8※1での研究を通して、パーマがかかるコルテックス中のシスチン結合(イオウとイオウの結合)の位置を追究しました。その結果をもとに構築したのが、FMCB理論です。無重力パーマでは、FMCBの考えをさらに推し進め、このシスチン結合とミクロフィブリル間に存在する様々な結合が起こる反応速度に着目しました。そしてシスチンの再結合の邪魔をする、様々な結合を抑制する方法を開発したのです。
今までのパーマでは、このシスチンの再結合を邪魔する結合を抑えることができなかったため、過度の熱、あるいは細いロッドを使って物理的に再結合を促進していたのです。そしてその無理が毛髪を傷めてもいたのです。私たちは、シスチンの再結合の邪魔をする結合を抑制した状態、すなわちシスチン結合以外の様々な結合が再結合せずふらふらしている状態を「無重力」と呼んだのです。そして、その「無重力」状態を作るパーマシステムが「無重力パーマ」です。
※1 SPring-8とは、大型放射光施設SPring-8は、太陽の100億倍もの明るさに達する「放射光」という光を使って、物質の原子・分子レベルでの形や機能を調べる事ができる研究施設です。

弊社から上記理論を簡単に説明すると
パーマを掛ける際、毛髪を還元し、側鎖結合と呼ばれる4つの結合、S-S結合(シスチン結合)・水素結合・塩(イオン)結合・ペプチド結合あり、パーマはペプチド結合を除いた3つの側鎖結合を切断し、ロットなどで形を作り2剤で再結合させてパーマを掛ける訳ですが、SS結合が再結合する前に水素結合やその他の側鎖結合が毛髪の水分が減少するにしたがって、先に再結合するためにSS結合の再結合率が抑制されてしまい弱い効果となる為、過度の熱、あるいは細いロッドを使ってSS結合の再結合率を助成していたのです。その為、パーマの掛かり具合が切断したSS結合の割には弱い結果となり、さらに髪も傷めてしまう結果となるのです。
そこで(株)ヌースフイットは、SS結合やその他の側鎖結合において、本来ならその他の側鎖結合から先に再結合するのですが、その再結合をSS結合より先にさせない薬剤を開発したのです。それによって、熱が弱くでも、ロッドも使わなくても、SS結合をうまく使ってコントロールする事でパーマが掛かる仕組みにしたのです。その為、ストレートアイロンでも、SS結合をコントロールする事が出来るのでパーマが掛かるのです。その間、他の側鎖結合は再結合していない状態で、毛髪内で浮遊しているかの様になるので、それを「無重力」と呼んだのです。例:還元後、アイロン操作の途中に熱が加わり、SS結合が再結合する前に水分減少によって、水素結合などが再結合してしまい、スタイリングした状態のSS結合の再結合を阻害します。それによってウェーブ構築が弱くなったり、形成できないなど生じる訳です。そこで、今回開発した薬剤を塗布することで、水素結合等を再結合させることなく先にSS結合を再結合させてウェーブ形成をさせ、その後に水素結合等を再結合させる仕組みです。( 注視:しかもそれを酸性域で行うパーマであることも凄い!と思いませんか )
※多少、解釈によって表現などに違いがありましたら、お詫び申し上げます。

これらを使って、様々な応用が可能になりました。やっぱり「ヌースフィット」は凄い!と驚きます。何十年も続いたパーマの常識が変わるので「パーマ史」に残る開発だと思い記載しました。さすがミスターハビットをはじめ、FMCB理論(F還元・M還元)や酸性縮毛矯正・カラーバター等々多くの先進美容の開発(発明)先駆者だけあると感じます。
無重力パーマ・アイカール(i-Curl)・パームゼロシリーズとは?

無重力パーマ・アイカール(i-Curl)・パームゼロシリーズと色々記載がありますが、分かりやすくする為、先に纏めました。
無重力パーマとは「無重力パーマ理論」
パームゼロシリーズとは「無重力パーマ理論に基づいた新薬剤」
アイカール(i-Curl)とは「無重力パーマ理論を活用したパーマ技術」
パームゼロシリーズとは 「無重力パーマ理論に基づいた薬剤」
パームゼロシリーズ ( 無重力パーマ )

■ パームゼロ・Gコンク
◇ 200g 酸性還元剤
◇ 無重力パーマ最適なGMT濃縮液
ヌースフィットパームゼロ・GミキサーGジェルとの用時調製にて使用
基本調合:Gコンク+Gミキサー=2:8 (チオ換算6%)
還元剤濃度 54%


■ パームゼロ・Gミキサー
◇ 800g
◇ 無重力Gコンク用溶剤ジェル
◇ 毛髪に馴染み易い粘性特殊ジェル
◇ 放置時間の目安
・ 健康毛 40℃ 加温15分~20分
・ ヘアカラー毛 室温15分~20分
・ ブリーチ毛 室温10分~15分
pH:8.9~9.3


■ パームゼロ・ジェル200g
◇ 200gフォーマーサイズ
◇ 無重力パーマを生出す特殊ジェル
◇ フォーマーで泡状にして使用
◇ 使用量の目安
・ ショート/40g~50g
・ ミディアム/50g~60g
・ ロング/60g~
pH5.8~6.5

発売開始は、2022年後半から2023年初期にかけて発売開始したのでは?
因みに「無重力パーマ」発売は、2022年後半から2023年にかけて正式発売開始しましたが、なぜ今通常販売になったかの経緯をお話いたします。
【重要特記事項】
2022年アジアビューティーエキスポでヌースフィットが展示発表、ロッドを使わない無重力パーマ、i Curl、しかし時は、2019年末から2023年5月に感染症法上の位置づけが「5類」に移行する間まで、「コロナ禍」。その中、集合講習のセミナー開催もできず現在に至っており、その中でも講習を受講したほんの一部のサロンに限られて愛用され人気を博しています。理由は、ご承知の通り「コロナ禍」「働き方改革によって、終業時の講習が出来ずらくなった」ことが挙げられ、ヌースフィットも講習を殆ど行っておりません。習得しなければならないこととして、アイロン技術の為に「受講」が必須としていましたが、美容室でのアイロン操作の技術向上が昨今の「縮毛矯正」等でレベルが上がっていることから「受講なし」での取り扱いも開始しました。今迄出来なかった美容技術が向上し、通常施術では真似できない施術が可能になります。
【 当時のi-Curl導入までの流れ 】 当初必須参加 i-Curlの導⼊には、講習参加が必須でした。
【当時の予定】 i-Curl 理論、技術発表会 → トレーニング・講習 → ショートセミナー・Webセミナー ・以降、技術トレーニング講習
【当時のご案内】
ヌースフィットが発表した「i-Curl」は美容界で初めての技術なので、どの美容師さんに聞いても知らず、技術を教えてはくれません。無重力パーマの導入には、ヌースフィット主催の講習への参加が必要です。 既に発表会&トレーニング講習に参加された美容師さんからは、「こんなカールを求めていた」「根元にこんなにボリュームが出せるなんて信じられない」という驚きの声を多く頂いており、ヌースフィットではこれまで以上にi-Curlは美容師さんが必ず身につけるべき、サロンの必須技術であることを確信しました。導入についてはまず発表会へ参加、その後は、正しい技術を覚えてもらう為のトレーニング講習、デザインを中心としたショートセミナーや時間を有効活用できるWebセミナーまで計画しており、新しいデザインつくりからサロンのメニュー化までをトータル的にサポートする準備をしています。新しいスタイルを作り出したい、パーマの技術を高めたいという美容師さんはぜひ講習へご参加ください。既に発表会にご参加の美容師さんは、トレーニングを続けながら、ショートセミナーの開催までもう暫くお待ちください。
アイカール(i-Curl)とは 「無重力パーマ理論を活用したパーマ技術」
アイカール ( i-Curl )で出来ること (一例)
□ 根元からのウェーブが初めてできるようになった。→エアリーな外人風パーマ
□ さまざまなウェーブの形状がアイロン操作だけで作れる。
□ ロッドを使わず、あらゆるヘアデザインが可能に!!
□ 高価な機械を使わずに、ストレート&カールができる。
□ 低温のデジタルパーマでもパーマの掛かりがいい。
□ クセ毛のお客様にストレートパーマ以外の選択肢を与える。(クセを弱める)
□ ふつうのパーマより、短時間で簡単に施術ができる。
□ 根元が立ち上がるので、エアリーなスタイルができる。
■パーマの常識を覆すi-Curlメニューの一部 参考価格:通常パーマ料金+3.000~5.000円
外人風カール・・・根元から毛先まで均一なウェーブによる貴方好みのスタイルに
ボリュームアップパーマ・・・根元の立ち上がりを重視したスタイルで、盛のあるヘアスタイルが可能
アイロン風巻き髪・・・アイロンで作るゆるふわなエアリーカールでとてもオシャレなヘアスタイルに
クセを弱める新提案・・・クセ毛で悩むお客様に新たな選択肢が提案できる


ストレートアイロンでパーマをかける!?アイカール i-Curl (酸性パーマ)
アイカールとは、ストレートアイロンで根元からパーマをかける技術です。従来ストレートアイロンでパーマをかけるのは、Jカールがいいところで、とてもSカールなどは不可能と言われてきました。それを解決したのがアイカールです。なぜそれが可能になったのか?それは従来のパーマに存在した「無理」を、無重力パーマ理論によって省いたからです。無重力パーマ理論を理解した方ならもう分かりましたよね! また、それが酸性域であるということも凄いことです。
注:ただ単に「アイロンで掛けれるパーマ」とだけ思った方は、まだ理解が足りません。理解した人には分かると思いますが、今は基本的なことを表現する為にアイロンを使っているだけかと思います。この応用は、これから益々大改革が起きることが間違いないと確信しております。今のうちに理解と技術習得を強くお勧めします。
酸性域でのパーマ (酸性パーマ)にも関わらず !
無重力パーマの施術例

アライフ(麻生十番)青木幸治さんの作品・PEEP-A-BOO 表参道 武口良樹さんの作品



アイカールの大きな特長として根元からパーマをかけることができる、ということが挙げられます。よく「外人風パーマ」とか言われますが、かけてみるととてもそんな感じにはならないのが現状です。それはクセ毛は根元から曲がっているのに対し、ロッドを使った毛先巻きでは根元付近にはウェーブがかかりません。これは図1のように根元からロッドの上部までは、毛髪は直線的に引っ張られるだけでまったくパーマがかからないからです。また、一般的に毛髪は根元付近から毛先にかけて傷みが多くなることから、根元より毛先の方がパーマがかかりやすくなります。これは根元巻きのパーマでも同じです。このため、できあがったスタイルは根元が平坦で毛先方向に行くにつれてウェーブが出てくる、いわば重たい感じになってしまうのです。(図2、図3)



今までどうしてもできなかった「アイロンで毛先にカールをつける」こと。

近年ストレートパーマのあとに、デジタルパーマやコールドパーマで中間から毛先にカールをつけることが流行っています。デジタルパーマの代りにストレートに使用したアイロンをそのまま使ってカールをつけることができればとても便利であることは誰もがわかっていました。しかしカールをつけることは非常に難しく、ごくゆるいJカールかCカールをつけることがやっとで、誰も成功したことがありません。左図のように、アイロンを入れた直後は強いカールがついても、2液塗布後、洗い流せばほとんどかかりは取れてしまうのです。こうした状況で、直毛にパーマのようなウェーブをつけることなど、想像すらもされてきませんでした。
これに対し、アイカールはたとえ髪の毛が1mあっても根元からカールをかけることができ、根元付近にボリュームが出ることで、毛先方向が膨らまず、エアリーなスタイルに仕上がります。 さらに従来の毛先巻きのパーマではキューティクルの生える方向に逆らってロッドに巻きつけていましたが、アイカールではキューティクル方向にカールを形成していくので、傷めずなめらかなウェーブが出ます。このようにアイカールは従来の常識を破る、画期的なパーマなのです。


■参考資料:無重力パーマ施術例
◇ 根元からの均一なウェーブ
以前デジタルパーマの施術をしたお客様へ無重力パーマでの掛けなおし。前回の施術では根元のカールは一切出ていませんが、無重力パーマをすることで、 根元のボリューム、均一なカールでの仕上がりに!!
※ もちろんストレートアイロンでの施術


◇ 根元ストレート&毛先カール ①
クセが強いお客様へ、根元ストレート+毛先無重力パーマでのストカール。無重力GMTは薬剤の使い分けがなく、ストライクゾーンが広い。またロッドやデジパ機械等を使わず、ストカールが可能になるので、時間短縮にも繋がる。
※もちろんストレートアイロンでの施術


◇ 根元ストレート&毛先カール ②
根元ストレート+ 毛先無重力パーマでのストカール②。無重力パーマはコールドとデジパのお互いのメリットを併せ持つ。スタイリング時にウェット時とドライ時のウェーブギャップの差が少なくお客様自身が手入れをしやすい。
※もちろんストレートアイロンでの施術



◇ 無重力パーマ応用ラウンド矯正
ストレートで毛先が纏らない方へ応用施術
ダメージ毛の毛先はストレートをしても収まりが悪く、広がりやすい。しかし、無重力パーマを応用すれば、丸みのあるフォルムに仕上がり、乾かすだけで毛先も自然にまとまる。


とっても気になる施術方法・むずかしい? 時間はかかる?
ここまで「無重力パーマ」を理解できた方ならとても気になる「むずかしい? 私にも出来る?」「時間はかかる?」とすぐ質問したくなることは当然です。極力、分かりやすく解説していきますが、もし分からないことがあれば、お気軽にお問合せ下さい。弊社とヌースフィットさんの力を借りて全力でサポートします。
最初にお伝えすることは、下記にも「無重力パーマ」の工程表を記載しますが、工程は至ってシンプルで、時間も通常のパーマ施術より時短です。ただひとつ、お知らせしたいのは、先を見据えて「やり方」より「理屈」を知ることかと思います。これから様々な応用技術が出てくることが想像できます。その為にも「理屈=理論」を知ることが重要です。あとは、ひたすらに技術を磨き、慣れることです。ストレートアイロンを使った「施術」で一番のポイントは「アイロン操作」です。その為にアイロンの使い方をさらに磨き上げてください。それが出来れば、本当に簡単!、様々なプラスアルファの技術提供がお客様に出来ます。
無重力パーマ工程表
使用薬剤は4点 ①Gコンク(還元剤)・②Gミキサー(希釈剤)・③ジェル(無重力剤)・④ブロム(2液)
1液塗布 & 放置
Gコンク : Gミキサーを2対8の配合で1液を作り塗布・放置。(使用薬剤:酸性還元剤のGMT)
(例) 100g1液を作る場合:Gコンク20gとGミキサー80gで混合 (チオ換算6%の還元剤になります)
使用量 : 一般的なパーマ通常使用量で使用してください。目安(総量):ショート50~60g・ミディアム60~75g・ロング80g~
放置時間と放置方法
| ダメージレベル | 健康毛・カラー毛 | ミドルダメージ毛 | ハイダメージ毛 |
|---|---|---|---|
| 温度 | 加温 | 室温(自然放置) | 室温(自然放置) |
| 時間 | 20分 | 15分 | 10分 |
使用薬剤:Gコンク・Gミキサー


■ パームゼロ Gコンク: 200g
◇ 200g 酸性還元剤 : GMT
◇ 還元剤濃度 54%
◇ 無重力パーマ最適なGMT濃縮液
ヌースフィットパームゼロ・GミキサーGジェルとの用時調製にて使用。基本調合:Gコンク+Gミキサー=2:8で使用するとチオ換算6%の薬剤となります。原液では勿論使用不可です。
■パームゼロ・Gミキサー
◇ 800g Gコンクの希釈剤
◇ 無重力Gコンク用溶剤ジェル
◇ 毛髪に馴染み易い粘性特殊ジェル
◇ pH:8.9~9.3
毛髪生成に最適されたGMT(ジェル状)・パーマの他、デジタルパーマ・ストレートも今まで以上にスムーズに行えます。
中間水洗後・ゼロジェル塗布
先に塗布したGMT混合液を中間水洗し、軽くタオルドライしてゼロジェルをフォーム状(泡状)で塗布

■ パームゼロ ジェル 200g(左)
■ パームゼロ ジェル詰替500g(右)
◇ 200gフォーマーサイズ
◇ 無重力パーマを生出す特殊ジェル
◇ 泡状にして使用出来る容器に200g入
◇ pH5.8~6.5
無重力理論の説明で行った「毛髪内で無重力」の根源を作る製品で、今までのパーマでは不可能だった様々な制約から毛髪を開放し、還元・酸化を無理なく行うことが出来ます。
◇ 使用量の目安
・ ショート/40g~50g
・ ミディアム/50g~60g
・ ロング/60g~

アイロン操作
【重要】アイロンの詳しい工程は、下記「最重要事項 : アイロンの基本操作」をご覧ください。
浸漬工程
全てのアイロン操作が終わったらぬるま湯に3分以上浸漬してください。
◇ 重要ポイント なぜ、浸漬するの ?
・2液のSS結合の再結合とゼロジェルの「側鎖が再結合せず無重力状態」を作るという働きは反対の働きであるため、ゼロジェルを流す。
・但し、水分が乾かないようにし、2液処理までに水素結合が再結合しない状態を作るために髪を濡らすのです。
ここが特に重要ポイントとなります。
水流や手で洗うような刺激を減らしカールをつけた髪に負担をかけないためにも浸漬を推奨しています。
2液処理
ブロム2液処理・放置時間15分、2回に分けて塗布 ( 7分・8分放置)

■ パームゼロ・ブロム 500g
◇ 500g
◇ 無重力パーマ用ブロム酸2液
◇ 髪に馴染易いソフトジェルタイプ
◇ pH5.7~6.3
◇ 使用量の目安
・ ショート/80g
・ ミディアム/90g
・ ロング/100g~
オリジナルの疎水性ジェルの働きで、酸化固定を無理なく且つ、しっかりと行えます。
仕上げ
薬液をすすぎ流して仕上げ
無重力パーマ工程を画像で!
上記の「無重力パーマ」の工程表と同じですが、よりイメージができる様に写真付きの工程を表記します。
詳細や注意事項の記載はありませんので、必ず上記の「無重力パーマ工程表」を合わせてご覧ください

1. GコンクとGミキサーを2:8で混合した液を塗布し毛髪の損傷に応じて時間調整して加温

2.中間水洗 先に塗布したGMT混合液を中間水洗し、軽くタオルドライ

3.「ゼロジェル」塗布 ゼロジェルをフォーム状(泡状)で塗布

4.アイロン操作 【重要】アイロンの詳しい工程は、「アイロンの基本操作」をご覧ください。

5.アイロンスルーしたスライスはシングルピンかダブルピンで留めておきます。

6. 浸漬工程 ぬるま湯に3分以上浸漬。ゼロジェルを流す+ 髪を濡らす事が重要、ここをclick

7. 2液処理 ゼロ・ブロム(臭素酸)を塗布 2度付け合計15分間放置 ( 7分+ 8分の2度付け )

8.薬剤を流してタオルドライ後。根本からカールが掛かっていることがわかります。
浸漬工程の重要事項
◇ ポイント・・・ なぜ、浸漬するの ?
2液のSS結合の再結合とゼロジェルの「側鎖が再結合せず無重力状態」を作るという働きは反対の働きである為、ゼロジェルを流す。
但し、水分が乾かない様にし、2液処理迄に水素結合が再結合しない状態を作る為に髪を濡らすのです。
ここが特に重要なポイントとなります。シャンプーボールでの作業の方がきちんと流せるので推奨します。
水流や手で洗うような刺激を減らしカールをつけた髪に負担をかけないためにも浸漬を推奨しています。
よりレベルの高い施術結果を求めるオプションアイテムご紹介
「無重力パーマ」使用還元剤は、GMT(酸性還元剤)を使用していることから、損傷も非常に少なく手触り感、ツヤ等も良いのですが、損傷している毛髪やツヤ・質感等を欠損している髪には、何らかの前処理や質感向上剤・艶改善処理剤などを使用し、毛髪改善を行うことでさらなる優れた「毛髪改善パーマ」に変貌します。おススメの「剤」をご紹介しますので、用途に応じて是非ご利用してみて下さい。

マルチPPT32(32種類のPPT)
たった1本でオールインワンの優れもの★ケラチン・コラーゲン・植物タンパクなど12種類の由来成分を基に分子量の大小によって32種類のPPTを配合した、美容室人気商材、正にオールインワンのPPT。通常であれば、PPTは高分子・低分子のPPTの用意が必要ですが、PPTはこれ1本でOK


スプレーコンデDD
「消臭、感触良化トリートメント」クリーム状なのにガンスプレー等でスプレーできる、減臭効果のあるトリートメントです。パーマやカラー後の毛髪に使用する事で、残臭を低減させる事ができます。また、合成セラミドとリピジュア、各種アミノ酸を配合、アイロンのすべりと仕上がりの滑らかさも向上


パワーR2プラス
「架橋剤、ケラチンPPT」ハリ・コシを出し、カールのダレを抑える「架橋性強度回復剤」・再結合に失敗したシスチン結合に架橋して強度回復させる成分です。ビビり毛になりそうな時やなってしまった髪に復旧剤としても活躍します。また、離れ離れになった結合に架橋し、強度低下を防ぎます

重要 : アイロン基本操作
お客様に施術する前に必ず、毛束などでアイロン操作の練習をしてください。
アイロン仕様
アイロン温度 : 設定温度 120℃
使用するアイロンは、普通のアイロンで良いですが、表面がツルツルし過ぎない方が使い勝手が良いです。通常のプレートのアイロンにアルミホイルか、天竺布を巻き付けての使用でも施術可能です。


アイロン操作の基本操作
1. はさむ 2.立てる 3.どける 4.半回転 5.半回転 6.引く の6つの工程にそってアイロン操作を行います。
下記の「無重力パーマアイロンの基本操作」と以下の動画を参考にしてください。
次の動画施術で下記画像程度のウェーブが出来ます。※ヌースフィット(株)様 撮影
上記の動画で完成したウェーブ(下)・「無重力理論」の実証でもあります。

あれでウェーブが出るの?
紛れもなく、上記動画の後に
①浸漬工程
②2液処理
を行った結果のものです。
アイロン直後は、「だらんと垂れ、毛先に僅かにカールするかどうか」という程度ですが、2液処理まで完全に行うと、根元から毛先までカールが掛かります。これが「無重力理論」です。「無重力理論」を理解した方なら解り易い結果です。無重力パーマは、SS結合以外の側鎖結合の影響を抑え、SS結合だけ再結合させた後にその他の側鎖結合を再結合させる為にこの結果が生まれるのです。
この結果は、1液後、ゼロジェルを塗布してからのアイロン操作時に、ヘアアイロンのエッジ(端)により毛髪がしごかれることで毛髪内部では、切断されたSS結合の位置がしっかりとずらされた状態となり、その後2液処理が行われるため、ずれた位置でSS結合が再結合され、カールが形作られることとなります。その為に2液処理前はカールが余り出ませんが、2液後はしっかりカールが出るのです。
アイロンの大小(径)は、関係ない事実
その為、アイロンによるカールのかかる径について、アイロンの径は関係なく、アイロンのエッジで毛髪をしごき、毛髪内部のSS結合の位置をずらしているため、SS結合の位置をずらすのはアイロンのエッジ部分一点であり、どんな大きさのアイロンを使用しても関係なく同じ大きさのカールが出来ることになります。(コントロールが出来る)
「失敗しない!」アイロン操作をより詳しく
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Point
01
はさむ
1スライスあたり3×3(cm)程度の量になるようスライスをとり、髪同士がアイロンによって押し合い圧力がかかるようにします。また、この際ジューという水分が蒸発するような音がしますが、これは毛髪内部の水分によるものではなく表面のゼロジェルによるものです。

Point
02
立てる
頭皮に対してステムを90度に保ったまま、髪をはさんだ位置の中心に一本線が通っており、それを中心に回す意識でアイロンを立てます。アイロンを立てた時に上側のアイロンのエッジ(端)にあたる部分で髪がしごかれていき、カールがかかります。アップステムやダウンステムになると、根元部分のアイロンによるしごきの力が弱くなることで根元のカールが緩くなり、根元から毛先まで均等なカールでのパーマができなくなります。

Point
03
どける
その後のアイロンを回転させる操作の邪魔にならないよう、アイロンの持ち手の反対側に持っていき、施術者から見て奥から手前に髪をアイロンに回しかけ、どけます。

Point
04
半回転
02の「立てる」と同様に、ステムを90度に保ち、アイロンの中心に一本線が通っており、それを中心にアイロンを回す意識で半回転させます。

Point
05
半回転
04と同じ意識でもう半回転させます。

Point
06
引く
ステムを90度に保ったまま、まっすぐと自身の方向へ(手前に)アイロンを引いていきます。アイロンを根元から毛先に引きながら動かしていくことで、02の「立てる」でアイロンのエッジ(端)により力をかけられしごかれる部分となった髪は、根元から毛先までアイロンのエッジで均等にしごかれていくこととなり、これが根元から毛先までの均一なカールを生みます。

Point
07
施術をしやすくするポイント
頭頂部側から順にアイロンをかけると、かけた後の髪が下に垂れ下がり邪魔になるため、写真のようにくるっとまとめてピンで止めていくと施術が行いやすいです。 しかし、あくまで次にスライスを取ってアイロンをする際に邪魔にならないようにまとめているだけであり、くるっとまとめたことでカールを固定しているわけではないたため、仮に垂れ下がった状態だったとしてもカールがかからずに伸びてしまうといったようなことはありません。


ヌースフィットカタログ
ヌースフイット・プロラインカタログ
ヌースフイット・業務用品カタログ 実験主義社ヌースフィット 私たちはそう呼ばれたい。上辺だけの顧客主義はいらない。自分達の手で本当に確かめられたものだけをプロフェッショナルそしてお客様に使っていただきたい。ただ原料を詰 […]
弊社仕入サイトのお得感!!
当サイトでは、5%のポイントを日常的に付与しておりますが、消費税を含んだ総額に対して5%のポイント付与となっている為、実際のご購入額に対しては、5.5%のポイント付与となっております。
さらに一部を除いた通常商材は、10個に1個の無料添付を日常的に行っております。(通常仕入れ商材)その為、10+1のお得な無料添付をご利用頂けると、実質的な商品価格は以下の通りとなります。
仮にサロン価格10,000円の商品仕入に至っては、10,000円の商材が9,090円になり、さらに5.5%のポイント付与がある為実質的な仕入価格は、8,590円となります。
■ 10,000円が→実質8,590円
例として年間、100万円のご利用を頂いた場合、859,000円と格安仕入価格となります。言い換えれば通常サロン価格の85.9%ということになりますが、弊社仕入サイトの販売価格は通常サロン価格より元々お安くなっているものが多く存在します。その為、実質的な仕入れ価格は通常サロン価格の80%以下になるかと思います。大型サロン様の大量仕入れ掛率にも決して劣らない仕入掛率となっております。
■ 実質 通常サロン価格の80%以下
是非、この有利性をご活用頂き安定したお得な仕入れ価格をご利用下さい。











