ヌースフイット GMTスピエラ ハイブリット2剤/ bR2

ヌースフイット処理剤Ⅱ

無駄なコストは掛けてはいけない!  しかし、一歩抜き出た結果が出る添加剤や処理剤には、それ以上の価値がある!

料金の値上げが難しい時代にコストを掛け過ぎる事は、絶対に避けなければならない。しかし、ある家具屋さんのCMにもある様に「お値段以上」という料金以上の結果を出すことによってサロンの人気度が上がることも確かな事実でもある。同じ料金なら、お客様は施術結果を自身で比較して価値感を感じ取り、お気に入りの店として決めるパターンも少なくない。その僅かな違いを生み出すのが、丁寧な施術や熟知した技術がモノを言う。さらに優れた添加剤や処理剤を使った結果も仕上がりに違いを生み出す結果となっている。

添加剤や処理剤を使う上で一番やってはいけない事は、必要以上につかいすぎる事や無駄な使い方をすることが最大のコストアップに繋がっている。適量をきちんと使用すれば、べらぼうなコスト高にはならない。余ったら使い切ってしまわないで、ラップなどを掛けてきちんと薬剤の名前と日付などを記載して、その後使える様にきちんと保管するぐらいの心構えがほしいところです。添加剤を水などで割った場合は、夏場の高温多湿な環境で何日も放置することはお勧めしないが、冷蔵庫に保管するなど工夫すれば、持ちは良くります。

ヌースフィット製 後処理・酸化剤 GMT・スピエラ2液として特におすすめ/ bR2液

bR2(ビーアールツー)

bR2液 高性能ハイブリット2剤

後処理・酸化剤 GMT・スピエラ2液として特に推奨

ニオイを抑え、リッジの効いたウェーブを出すことが出来るブロム酸タイプの2剤です。リピジュア、ハイブリットコポリマーによりトリートメント効果も期待できます。

●ハイブリットコポリマー、表面をなめらかにする「リピジュア」配合

●PH6.0~7.0 無色透明なゲル状 臭素酸(ブロム酸)

● 400ml サロン価格 /  下記より弊社ネットサービスでご覧ください。 (無料会員登録が必要です。尚、美容師専用サイトの為、一般の方はご利用頂けません)

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【重要】 パーマ 2 剤についてご注意

薬事法が 2014 年 11 月に改正され、名称も薬機法に変わりました。そして改正された中にパーマ剤の1剤と2剤の分離販売が可能になりました。 (2015 年 10 月より別売販売が可能) パーマ剤は、本来は1剤と2剤で必ずセット販売という事が義務付けられておりましたが、薬事法の規制緩和により2 液の単体での販売が認められました。従来ですと 2 液が足りなくなるなどの問題がありましたので業界的には朗報でした。しかし、これによって2 液によるトラブルが発生しました。その為、2 剤について少しお伝え致します。

【パーマ剤 2 剤の基本知識】

【医薬部外品のパーマ剤の場合】(チオグリコール酸系・システイン系など)
ブロム酸(臭素酸)は、薬剤の性質上、酸性領域ではじめて活発に酸化が行われ、過酸化水素は、アルカリ領域ではじめて、活発に酸化が行われます。
その為にその条件に合った使用方法が求められます。従来は、1 剤・2 剤のセット販売限定でしたので、必然的に 1 液・2 液のセット使用するために、問題は起きませんでした。しかし、現在は上記の留意点を考えた使用方法が求められます。これらを怠ると 2 液の酸化不足が起き、ウェーブダウンや毛髪損傷の原因になります。
ブロム酸(臭素酸)は、薬剤の性質上、酸性領域で初めて活発に酸化が行われる為に、以前からブロム酸使用時には「酸リンス」を行ってから、2 液塗布とされている訳です。
(当社扱い製品、PH アジャスターなどの場合、2 剤に混ぜて使用する)

【化粧品登録のパーマ剤の場合(スピエラ・GMT・システアミン・サルファイト コスメ系とかカーリング系と呼ぶ還元剤)
化粧品登録のパーマ剤の第 2 剤がブロム酸(臭素酸)の理由。パーマ剤の酸化剤には臭素酸塩よりも過酸化水素が望ましいと考えています。しかし、化粧品登録のパーマ剤の第 2 液は、プロム酸(臭素酸塩)が使用することが基本です。

その理由は二つあります。
第一に、化粧品登録のパーマ剤は、化粧品のカテゴリーに入りますが、かなり以前から旧厚生省の薬事通達によって過酸化水素は医薬部外品の為、化粧品登録パーマ剤には使えないという規制があります。第二に、酸性域のパーマ剤の場合、この酸性領域だと上記でも記載した通り、過酸化水素の酸化力が弱くなりカールがだれることが起こります。その為にブロム酸(臭素酸塩)を使用する事となります。

【おススメの 2 剤について】
現在、過酸化水素 2 剤の優秀性が認められつつありますが、まだ主流はブロム酸(臭素酸) 2 剤です。繰り返しパーマを行ったとき、毛髪中に毛髪損傷の指標であるシステイン酸がどれだけ生成するかを調べました。下図がその結果です。当社扱い製品のヌースフィットが新開発した「ヒモーパーム第 2 剤」の過酸化水素 2 剤はブロム酸(臭素酸) 2 剤に比べ、システイン酸の生成率が低いことがわかります。

【ヒモーパーム第 2 剤】 過酸化水素 2 剤  酸度 0.3~0.7ml 過酸化水素 1.0~1.2  反応抑制型 2 剤 PH3.3~3.7 リピジュア・加温重合型コラーゲン PPT (仕上げのドライヤーの熱で毛髪内重合)

傷みが少なくても、思うようなウェーブがでなかったら、パーマ剤として意味をなしません。下の図をご覧ください。新開発のヒモーパーム第 2 剤は、繰り返し施術を行ってもそれほどウェーブダウンは起きませんが、通常の臭素酸 2 剤の場合、パーマを繰り返すことにより段々と掛かりが悪くなってきます。本試験は、実験室で厳密にロッドに巻き、薬剤を完全に塗布したものですから、実際の施術では、この差はさらに激しくなります。

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ヌースフィット パーマ 2 剤について

<1> 傷みのないパーマはない。ならば、傷みを最小限に抑えるためにはどうすればよいか?

その結果わかったことは、パーマの傷みを最小限に抑えるためには、第1剤によるシスチン結合の切断を必要 最小限にとどめ、第2剤による酸化をシステイン酸の生成を抑えながらかつ完全に行われなければならないとい うことです。

<2>過酸化水素ならすべてよいわけではない

今でこそパーマの第2剤において過酸化水素の方が臭素酸よりも傷みが少ないのは常識になりましたが、過酸化水素なら何でも傷みが少ないというわけではありません。
それを理解するためには、なぜ臭素酸塩がなぜ過酸化水素よりも傷みが大きいかを知らねばなりません。下の図をご覧ください。臭素酸塩が1分子中に酸素を3つ持つのに比べ、過酸化水素は2個です。分子量は臭素酸塩はよく使用されている臭素酸ナトリウム NaBrO3 で約150で、過酸化水素は34で小さい分、浸透がよく過酸化水素は臭素酸塩に比べ反応性が高いと言われています。ここで注意したいのは、過酸化水素は1分子から酸素原子を1原子出し水になるのに対し、臭素酸塩は1分子から3個の酸素原子を出すということです。そして、臭素酸塩は反応性は遅いものの、いったん反応を始めると-SH 基に多くの酸素を付加しやすく、システイン酸-SO3H を生成してしまうことが多くなります。パーマの酸化工程では、-SH 基2個に対し、酸素原子1個が反応することによって、水分子が抜けシスチン結合-S-S-(ジスルフィド結合)が再結合されるわけですが、いったんシステイン酸ができてしまうと二度と再結合はできなくなってしまいます。したがって、システイン酸を多く含む毛髪は組織が緩み、間充物質が流出しやすくなるわけです。こうした理由から、システイン酸の量が毛髪損傷度の指標になるわけです。

過酸化水素は、一般的に臭素酸塩に比べシステイン酸の生成が少ないのですが、過酸化水素を使用しているすべてのパーマ2剤が少ないわけではありません。
ヌースフィットの研究で明らかになったことは、毛髪損傷を抑えかつシスチン結合の再結合をより効果的に行うためには、過酸化水素を低濃度でかつ酸化反応をゆっくり進めなくてはならないということです。ヌースフィットは業界に先駆け、こうした条件を満たす第2剤の開発に着手しました。毛髪損傷が少なくかつウェーブ効率の高い製品がヒモーパームシリーズ 過酸化水素 2 剤で、その理論を応用して開発され、酸化反応がゆっくり進むように工夫されている「反応抑制型オキシ 2 剤」です。

【超重要】 ヌースフィット パーマ 2 剤について

【 使用方法 】
中間水洗後、 (パーマには、中間水洗が重要です。)
過酸化水素 2 剤ですが、放置時間 15 分 (5 分・10 分) 2 度づけとなります。(注、他メーカーの過酸化水素 2 剤は 15 分放置できません)

通常の過酸化水素 2 剤では、2~5 分の一度付が基本ですが、ヌースフィット過酸化水素 2 剤は15 分の放置時間が必要となります、それ以下ですとウェーブのダレ・酸化不足・パーマの取れなどが、起きますので、必ず 15 分以上の放置時間をお守りください。


※通常アルカリ性パーマの際は、アルカリ除去用バッファー剤を適量、2 液に入れられることをお勧めします。当社推奨 PH アジャスター を是非、お勧めいたします。(アルカリ性還元剤使用の場合必要・酸性還元剤使用には必要ありません)

GMT の2剤で bR2 2剤をお勧めする理由

本来、パーマ2剤で今、一番お薦めできるものは、ヌースフィットの「反応抑制型オキシ 2 剤」なのですが、残念ながら、GMT やスピエラの場合に限っては、オキシ 2 剤はお勧めできません。理由は、GMT やスピエラの場合、酸性域の還元剤です。その為、オキシ(過酸化水素)の特性として酸性領域での酸化力は弱いという点が上げられるからです。また、薬機法の関係もございますので、ご理解ください。
(基本的に臭素酸(ブロム酸)は酸性域で活性化・オキシ(過酸化水素)はアルカリ側で活性化と言う特性があるからです。)
その為、GMT やスピエラの場合に限っては「反応抑制型 臭素酸(ブロム酸)2 剤」bR22 剤をお勧めします。bR2 2剤の良い所として、損傷の原因になるシスティン酸の抑制をするために同製品には、「ヒモーパーム第2 剤」の過酸化水素 2 剤同様に反応抑制型で製造されています。(簡単に説明すると酸素を小出しに出して、システィン酸を最小限に作らない様にして酸化させる仕組み)その為、一般的な 臭素酸(ブロム酸) 2剤の濃度5.5%~6%に対して、bR2は7%と少し濃く作ってあります。

本製品の「反応抑制型 臭素酸(ブロム酸)2 剤」bR22 剤の場合、15分(5分・10分)2度づけが基本となります。

縮毛矯正やストレートパーマなどに使用する際、bR2液はローションタイプなので、垂れる為にBジェルを10%程度加えて泡にして使用してください。

(縮毛矯正やストレートで、どうしてもオキシという方はヒモストSS2液です)

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