商売繁盛に必要なこと
商売繁盛
商いがうまくゆき、大いに利益を得ること。「商売繁盛の秘訣(ひけつ)」と大辞泉の解説 にはあるが、具体的に美容室においての商売繁盛とは?
通常、美容室経営から得られる利益は、『顧客数×客単価×来店サイクル=売上-経費=利益』となります。
勿論、この「利益」が重要ですが、この利益がいくら高くても「利益」だけでは、不安があります。
その不安とは、「事業として継続していけること」です。一時的に利益を上げて潤っても、それが一生続くとは限りません。
「将来に対しても永続的な事業が出来ること」これが最重要ではないでしょうか。
スタッフがいない「ひとりサロン」の場合を例にとって考えると、仮に60歳まで現場で働けるとして、その後、昨今の日本人の平均寿命から考え、80歳まで生き続けたとして、その間は20年間ありますが、その20年間で必要とする生活費はいくら必要でしょうか?
4800万円の貯蓄準備をしていますか?
仮に月20万円の生活費を要する場合、20万円×12ヶ月×20年間=4800万円必要になります。受け取り年齢など考えず、単純に国保加入で満額受け取りができたとして、月6万円程度かと思います。すると6万円×12ヶ月×20年=1440万円にしかなりませんので、4800万円-1440万円=3360万円が不足し、必要となります。その時点で3360万円を貯金している方は、はたしてどれぐらいの美容師さんがいらっしゃるのでしょうか?
それを考えると将来に対しても永続的に事業ができる準備(収入が得られる)が必要だと考えています。
80歳を超えても現役で活躍している素晴らしい美容師さんもいらっしゃいますが、一般的に考えるとやはり年齢と共に顧客数も減少し、それに伴い収入も減少、採算割れして閉店してしまうパーターンは非常に多いのが現実です。
それらを含めての「商売繁盛」を今、構築する必要があるのではないでしょうか。一時的な高収益だけでは、先がありません。
複数のスタッフがいるサロンなら「社会保険(厚生年金)」が必須!!
昨今スタッフが辞めて独立する方が増えています。30歳を過ぎる頃に上記に記載したことに気が付くのです。具体的な金額までは、大半の方は気が付いていません。しかし、「将来に対して国民年金だけではどうしょうもない!。」「社会保険加入で厚生年金も受け取れるなら」と、まだ考える余地はありますが、ほとんどの美容室は社会保険加入していませんから、選択の余地がないのです。
そのスタッフが選択できることは、3つだけ
- サロンが社会保険(厚生年金)に加入してくれれば、一生そこで働いてサロンを繁栄させていく。(自分の収入も増やす)
- 独立して、自身で稼いで貯蓄、できれば社会保険加入(厚生年金)
- 他業種に仕事替えして、社会保険加入(厚生年金)・貯蓄
これらを考えると、30歳過ぎてから他業種に仕事替えするのは、簡単ではないことをスタッフの皆さんも知っています。
では、何を選択すればよいのかと考えると。今在籍のサロンが社会保険(厚生年金)に加入してくれないのなら、自分自身を守るために独立するしかないのです。その為、これからも独立する方は増え続け、その結果、美容室は増え続けているのです。しかし、独立しても高齢化が進み、人口も減少している北海道においては、独立開業しサロンを成功させるには並大抵のことではありません。もちろん、スタッフを雇用して行うのであれば、社会保険(厚生年金)に加入して、商いを行わないと同じ繰り返しで、雇用したスタッフも辞めてしまいます。すると「ひとりサロン」が誕生してしまい、オーナーの年齢も相重なって高齢化していくため、若いお客様が集まらず(集客)、採算の合わないサロン経営となりやすいのです。これでは、堂々巡りをしていることになります。今こそ社会保険(厚生年金)加入を無理をしてでもやるべきなのです。
社会保険(厚生年金)加入には、今こそ店販売上利益が重要
しかし、北海道経済は冷え込んでおり、決して景気が良いとは言えません。美容室においてもパーマ比率の低迷や安売り店の出店などにより、客単価も伸びていません。そんな中に社会保険加入(厚生年金)は、自殺行為とも取れるかもしれませんが、この負のスパイラルを打ち破るにはそれいかないと思います。さらにベテラン美容師さんなら分かると思いますが、昨今の若手美容師さんの対応可能客数が過去30年前と比べると大幅に落ちています。
30年前なら1スタッフ平均月間100名のお客様を対応しており、これが普通なことで、特別なことではありませんでした。しかし、近年は60名程度であり、75名を超えると優良店になっています。薬剤や什器も進化しているにも関わらず実態としては、このような結果となっております。実際に処理スピートは30年前から見ると低下しているかと思います。もちろん、優秀な方もいらっしゃいますが、平均して遅くなっている傾向です。
その様な背景だけに客数を増やして売上(利益)を増やすという事には、限界があります。しかし、社会保険加入(厚生年金)に加入するには、どうしても必要な利益を生まなければなりません。そこで、今こそ「店販売上利益」が必要になっているのです。出来れば、高利益の店販品が必要です。
弊社としては、「社会保険加入」と「利益の生む店販売上の推進」をお薦めしており、その為に必要な商材探しに力を入れております。
ネットでは、サロン価格より安い価格で売られているものも少なくありません。いくら売れても利益がない、最初は買ってくれるがそのあとは、ネットで買ってしまう様な商材では、サロンの利益につながってきません。まるで美容室がお客様に「商品サンプル」を配っているかのようなことです。
また、ネットで、定価の60%や70%の価格で売られているものをサロンで定価で売ってしまっては、お客様からサロンの信用を失いかねません。今こそ、店販利益が必要な時代だけに
☆ネットで安売りされない商品
☆利益の大きい商品
☆売りやすい商品
☆美容室専売品なのでオシャレな商品
☆専売商品としてこだわった商品
これらが求められる時代だと思うのです。
これらをブログ内で、技術売上推進(客単価アップ)を加えてご紹介していきたいと思います。
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